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西日本から東北は再び大雨に。災害になどに厳重警戒!

現在九州地方が記録的な大雨の影響で大変なことになっています。至る所で河川の増水、氾濫、土砂崩れなどが発生し8日現在で豪雨死者58名となっている。そして2年前にも中国地方で数日にわたり大雨が降り続き寛大な災害をもたらした。死者数が200名を超える大災害となった。各地には当日の爪痕が多数残り、災害復旧も追いついていない状態である。しかしそんな中今年も2年前と同じ7月6日から7日にわたり大雨となった。そして10日(金)にかけて再び大雨が続くおそれがある為、引き続き土砂災害や河川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要です。

西日本豪雨災害時に経験したこと

2年前の西日本豪雨災害、至る所で土砂崩れが発生、河川の増水、氾濫などで寛大な被害が発生しました。町が冠水し救助の手が届かず、また土砂に巻き込まれ亡くなられた方も多く2年経過した今でも当時の爪痕は残っています。

私の実家付近の線路です。土砂で崩れてしまいました。

 

また、災害復旧工事も思う様に進んでなく私が住んでいる地域でも河川の増水、氾濫の発生で道路が寸断されたままになっていましたが、1ヶ月ほど前にようやく復旧工事が始まりました。

目次

新居に押し寄せる川の水

私は2年前に新居を購入しました。新しい団地の一画に土地を購入し、念願の一戸建てを建てました。2年前の豪雨災害の日2018年7月6日が新居の引き渡し日でした。しかし当日はあいにくの大雨で引っ越し屋さんも早朝に作業ができないと判断し、翌日に延期して欲しいと連絡がありました。仕方ないので承諾しました。同時に家電なども手配していたので、何とか家電は届いて設置などをしていました。午後8時になり夕食もまだだったので、当時住んでいるアパートに一旦帰ろうと玄関の扉を開けました。その瞬間目の前の光景に唖然としました。近くの川が増水し水が迫ってきていたのです。私は急いで車のエンジンを掛け、妻と子供を乗せて避難をしました。避難途中いつも通っている道にさしかかった瞬間、車が大きく水しぶきを上げました。道が氾濫した川の水で見えなくなっていたのです。また、その少し先では田んぼに侵入した川の水に呑まれた車が浮いているのが見えました。(中には人は乗っていなかった様です)恐怖を感じた私は急いで来た道を引き返して、別の道を通って何とかアパートまで帰ることができました。その後も雨は止むことをせず、降り続けました。

泥だらけの新居と団地

それから2時間後、雨足が遠のいたので急いで新居に戻りました。しかし家の周りは景色が変わっていました。庭も団地も泥だらけになっていました。氾濫した川の水が流れ込み、団地全体が一時的に水没した様です。水没と言うと大げさですが、家によっては庭、床下まで水が侵入しました。(私の家は地盤をかさ上げしていたので、庭だけ水没しました。)綺麗だった団地は一瞬で泥とゴミだらけになりました。

押し寄せた水で浄化槽の蓋がなくなっていました。

 

川の氾濫が起きた翌日の団地内です。

 

人ごとではない、想像以上の事態が起きることを常に想定して

川の水が流れ込んだ団地は色々な物が流されました。私の家は浄化槽の蓋がなくなりました。流れてきた泥や木の枝や草、ゴミなどで完成したばかりの庭はグチャグチャになりました。私の実家の近くでは土砂で家が流され亡くなられた方もいらっしゃいます。また、JRの鉄道も土砂崩れで寸断され、復旧工事に1年以上かかりました。あの時の衝撃は今でも忘れられません。この記事を書いてる今も外では沢山の雨が降っております。ニュースなどでは西日本から東北にかけて、10日(金)にかけて梅雨前線が停滞する見込みと発表されています。非常に激しい雨が降り、土砂災害や河川増、氾濫などが起きる可能性が非常に高まっているので、該当する地域に住まわれている方は早めの対策をとる様にしてください。想像以上の事態が起きるかもしれません。命を守る最善の行動を心がけてください。

 

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